アンチエイジング化粧品って何?
最近主流の化粧品ですね。
医薬部外品になっているので、消費者にとっては中身がよく解りません。
高いものだと10万円、安いものでは5千円程度で販売されています。
「本当に若返るのであれば、高価であっても使ってみたい!」と思うのが女心。
アンチエイジング化粧品は美白成分(ビタミンC誘導体などを代表とする)などを付け加えて、付加価値を出しているケースも多く見受けられます。
「特許製法により、肌の真皮層の奥深くまで有効成分を浸透させる」と謳う化粧品も同じタイプです。 早いものは、数分で肌が膨らみます。
肌の中に、浸透できるものは、4種類
「皮膚科学」の観点から検証してみましょう。
肌に浸透できるものは現在4つです。
- 毒ガス(戦争に使われる)
- ホルモン剤(身体のホルモンバランスを乱す可能性大)
- 合成界面活性剤(合成洗剤・乳化剤とも呼ばれるもので、台所食器洗剤も同じ種類)
- 水溶性ポリマー(あまり知られていないが、今までとは別の界面活性剤)
先程ご説明しました
● 無添加化粧品の場合は〔水+水溶性ポリマー+植物エキス等〕なので上記の「4」になります。
● アンチエイジング化粧品は「3・4」の応用です。
すなわち〔水+合成界面活性剤+水溶性ポリマー〕=バリア破壊という図式です。
肌の中に水分を浸透させ、数十分~数日間でシワを消し、赤ちゃんのような「プリプリ」の肌に変えるのはいとも簡単です。
しぼんだ風船は、再度ふくらませるとシワが消えます。この原理です。
肌のバリアゾーンを合成界面活性剤の浸透力を使って破り、肌の中に水を注入すれば、肌がふくらみ同時にシワは消えます。
そして水溶性ポリマーが肌表面で乾き、薄い膜を張って水分が逃げないように蓋をする訳です。
残念ながらあなたのシワが、元から治ったのではありません。
アンチエイジング化粧品で肌が「プリプリ」に膨らんでいく過程
- まず、アンチエイジング化粧品に含まれている、合成界面活性剤がバリアを壊します。
(皮膚のバリアゾーンを壊さないと、異物は身体の中に入りません。しかし、このバリアゾーンは異物の進入を防ぐことによって生命を守っている大切な部分です。)
- 壊れたバリアから、合成界面活性剤を含んだ水が皮膚に入ります。
この段階で皮膚は膨らみ、シワは伸びます。
しかしこのままでは、水分は蒸発して、すぐに元のシワシワの肌に戻ってしまいます。
- そこでポリマー樹脂の登場です
水は皮膚に入りますが、合成ポリマーは巨大分子なので皮膚に入れず、一部の水を抱えたまま皮膚の表面に残り、徐々に水が蒸発して生ゴムのような皮膜になります。
この皮膜が皮内に入った水の蒸発を防ぐのです。

合成ポリマーの皮膜で外側はツルツル、内側は合成界面活性剤の水溶液でパンパンになり、しわは一時的に消えます。
皮膚がパンパンになっている日数は合成界面活性剤の種類や濃度で決まります。
だからその効果も製品によって異なるわけです。
ところが困ったことに 「アンチエイジング化粧品」の殆どは「医薬部外品」になって成分を隠していますので、一般の消費者はほとんど知る機会がありません。
肌に無理矢理、繰り返し水を注入することで、実際の肌の老化は益々進みます。
例えば手を切ったとしましょう。その場合バンドエイド等を巻いて傷口を刺激から保護するのは良いのですが、乾かさないでずーっと湿らせたままだったら傷はなかなか治りません。
傷口は乾燥させる必要があります。
お顔のバリアゾーンに無理やり目に見えない無数の穴を開け、水を注入し続けたらどうなるのでしょうか? 肌はどんどん弱くなります。
シワはあっても健康だった肌が⇒弱肌⇒敏感肌⇒皮膚トラブルへと進む可能性が高いのです。
残念ながら、たった数分で若返る方法はありません。正しいケアをすると、もう少し時間が掛かります。
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